2011年9月18日日曜日

数十年ぶりの乗馬

先週、太平洋岸のハーフムーンベイに行くと、海沿いを馬で散歩している人に気が付きました。周囲にいた人に聞いてみると、近所で馬のレンタルをやっているとか。
その時はもう夕暮れだったので諦めたのですが、今週もう一度ハーフムーンベイに行って馬に乗って来ました!

値段は一時間コースで55ドルです。複葉機に比べればほとんど無料みたいなものですねw




乗ったのはこの馬、14歳の Momo (牝馬)
(乗馬中はカメラを持つのを禁止なので、写真はこれだけです。)

ガイドに連れられて太平洋岸の道をゆっくり一時間往復してきました。
尼羅はまだ馬には乗れないので、美佳と二人で海岸で遊んでいました。

今日は天気もご覧のように快晴でしたし、浜辺の向こうに太平洋を眺めながら馬に揺られるのは気持ちよかったです!

途中、馬が雑草を食べるために寄り道したがったり、他の馬にちょっかい出すために小走りしたり、小川をバシャバシャと進んだりと、散歩は散歩でもそれなりに起伏があって適度に馬のコントロールを要求されます。(もちろん、ド素人でも出来る程度の簡単なものです)

馬に乗るのは大学の時以来数十年ぶりで、乗り方なんてすっかり忘れていたのですが、馬が小走りになると自然にあの下腹を突き出す姿勢をとって、掛け声の「ホーーー」を叫んでました。
数十年も前のことなのに、意外と覚えているものですね。

終わりごろになると物足りなくて、もうちょっと駆けてみたいと思うほどでした。
ただ... 良かったのはここまでで、終わるとお尻の皮がズル剥けになってましたw
今からシャワーを浴びるのですが、かなり痛そうですw

日本でも乗馬できるところは郊外にいくつかあります。
日本人の女の子と付き合ってた時も茨城の方に一緒に乗馬に行こうと何度か誘われていたのですが、結局行かずじまいになってました。
数年間少し心残りに思っていたのですが、今日乗馬してなんだか気が晴れた気がします。

数年後には尼羅や美佳とも一緒に乗りたいと思いますが、とりあえず尼羅はポニー乗りにでも来週あたり連れていこうと思っています。



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2011年9月17日土曜日

米国でのスポーツ II : ホッケー

スポーツ観戦が好きな人が新しい同僚として入って来ました。
彼と朝食を一緒に取りながら、なぜアメリカでは他の国と違うスポーツが流行るのか聞いてみました。
(以下、私の Google+ へのポストを元にしたものです)

「世界的にはサッカーの方が人気があるし、サッカーの方がルールは分かりやすい。それなのに、アメリカ人はどうして野球やアメフトを見る方が好きなのか?野球もアメフトもプレーは止まってばかりなのに。」

彼はきっぱりとこう答えた。

「そりゃ決まってるよ。サッカーは全然点が入らないじゃないか。90分もやって一点も入らないスポーツなんて、普通のアメリカ人には耐えられないよ。野球なら点数はバンバン入るしホームランもある。アメフトならもっと点数が入るからね。」

この答えには妙に納得してしまった。

他にも日本人と同じでアメリカ人も戦略的な思考が好きといううのもあるんだろうけど、確かに点数がバンバン入るのは大きいのでしょう。

詩華夜姫さんもこう言う。
「同じ理由でサッカーよりもバスケの方が人気あるって若い頃ききました。
なんか凄く納得してしまったのを覚えています。」

野球もアメフトもルールがややこしいし、おまけに野球は unwritten rule (大量リードしている時には盗塁してはいけないとか)があります。
しかし、前述の同僚はこう言う。

「普通のアメリカ人は細かなルールなんて気にしてないよ。」

これにも笑いながら納得してしまった。前回、サンフランシスコ・ジャイアンツのゲームを見に行った時も、一番野球のルールに詳しかったのは私だったのを思い出した。

この同僚とのスポーツ談義を元に、ぶん左衛門さんzunkoroさんと Twitter で以下のような会話になった。

「アメフトも野球もセットプレーの連続だからカウチポテトが好きなアメリカ人にはとてもよいスポーツ」

「点がたくさん入るスポーツをアメリカ人が好むのは間違いない。」

「だけどアイスホッケーは例外じゃない?アメリカで人気があるけど点数が入らないスポーツだよ。」

「アイスホッケーはゴールの代わりに乱闘があるからいいんじゃない?w」

「なるほど。乱闘はアイスホッケーの華だと言うくらいだしねw」



この時は、単なる笑い話ですんだのだが、Dr. BCS さんのブログを読んで、実はこのホッケーの乱闘はホッケーの北米リーグNHLで深刻な問題になっていることを実感しました。
詳細は、Dr. BCS さんのブログを読んでいただきたいのですが、要点はこういうことです。
  • NHLでは乱闘は半ば公認されている
  • 観客も乱闘目当てで会場にやってくる
  • 乱闘で自軍のスタープレーヤーを守るためのエンフォーサーと呼ばれるボディガード役の選手が起用されている
  • 最近、このエンフォーサーの自殺が相次いでいる。エンフォーサーという仕事によるストレスが原因らしい
他の国より楽しく明るいように見える米国のスポーツですが、闇もまた深いのだと実感した次第です。




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2011年9月16日金曜日

米国でのスポーツ I : サッカー

サッカー競技人口が世界最多とも言われる米国で、なぜビジネスとしてのサッカーはうまくいかないのか。

(以下、私が Google+ にポストした内容の一部を転載しました。)

男子サッカーはワールドカップのたびに観客動員が増えるものの、その後減るという循環を繰り返して、平均するとほんの僅か増えつつあるという状況。
女子サッカーは1999年のワールドカップ制覇以降、落ち続けるのみ。アメリカの女の子はホッケーかサッカーかというくらい選択肢が狭いのもあってサッカー女子は非常に多いのだが、それが全くビジネスに結びついていない不思議。
それが、この Dr. BCS さんのブログエントリを読むとほぼ理解できた気がします。

要点をあげるとこんなところでしょか。

  • 米国でサッカーは中流上流の子女が、怪我の心配なく健康のためにのんびりするスポーツ (親も子もプロ志向、競争意識はない)
  • ロールモデルになる名プレイヤーが居ない
  • 戦術の意識がなさすぎ、ボールに皆が群がるゲームがほとんど (日本と正反対)
  • コートは素晴らしく整備されているが、近所で気軽にボールに触る空間がない(治安の問題のため)ので、結局ボール感覚は磨かれにくい。
  • 頼りのヒスパニックは米リーグには見向きもせずヨーロッパの試合のみ観戦

この状況を同僚たちと話をしたら、一人(女性)が言いました。
「状況を打開するのは簡単よ。David Beckham が5人くらい米国リーグにいれば、女の人は皆喜んで観戦しに行くわよ。サッカーのルールは知らなくてもね。」

うーん、やっぱり結局はビジュアルが大事ということですね。
まあ、その意味では女子は Hope Solo や Alex Morgan が居るからこれから大いに期待できるでしょうかw

Hope Solo と Alex Morgan は本当に女優かと思うくらいセクシーで綺麗です。



ちなみに、美しい Alex Morgan の強烈なシュートもしびれますが、それを必死で止めに行くブチャイク海堀も結構いじらくて可愛いですw

(続く)


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2011年9月15日木曜日

オサマ・ビンラディン死亡のニュース

9-11から10年の今年、非常に大きなことがありました。

私はその日、家族とスーパーで買い物をしていました。
米国で店員は結構気さくに客にはなしかけてきます。
どんなに忙しくても二言三言くらいは挨拶したり、簡単な話をしたりするのが普通です。

しかし、この日のスーパーのレジ係りは、かなり長々と前の客と話をしています。
別に興味もなかったのですが、途中でその理由が分かりました。
オサマ・ビンラディンが米軍特殊部隊によって殺されたと報道されたからでした。

私にも興奮したように「とうとうオサマ・ビンラディンが殺された。死亡は確認されてる。やった。」と、話す店員に私は半ば呆れたように相槌を売っていました。
彼女のおしゃべるのせいで、自分の番になるまで、かなり待たされたのでその苛立ちも多少ありましたが、そもそもオサマ・ビンラディンが死ぬことにそれほどの意義を見いだせないからでした。

私が冷淡にしているのが物足りなかったのか、彼女は私にこう聞きました。
「これって米国にとっていいことじゃないの?」
これは予想してなかった質問なので、つい本音で答えてしまいました。
「それは分からないよ」

言ってしまって多少まずいとは思いましたが、明らかに彼女は不機嫌そうな顔になり、その後一言も口を聞きませんでした。

誰しもご存知だと思いますが、アメリカは日本以上に階層社会で所得レベルも知的レベルもかなりのばらつきがあります。
また物の考え方にも当然相当な違いがあります。

私や私の同僚たちは物事が多面的で単純ではないことを理解しています。
9.11テロの首謀者が本当にオサマ・ビンラディンかどうかは分かり得ないですし、仮に彼が首謀者だとしても、彼が死んだからといって何もかも万事解決するわけではありません。

アラブを中心とした民衆のアメリカへの根強い反感は変わらないでしょうし、オサマ・ビンラディンが死ねば、むしろそれが強まる恐れさえあります。
アフガニスタンへの派兵は続きますし、それによって引き起こされてる様々な問題はほとんど変わりません。

象徴的な出来事かもしれませんが、現実どこまで影響があるのか、それもポジティブな影響かネガティブな影響かすら予想がつきません。
だから、この翌日会社で同僚と話した時も、同僚たちは一様に冷静に受け止めていました。
しかし、それは彼らが知的レベルが高いからです。

スーパーの店員をやっているような人は、やはり知的レベルが低く、物事を単純に考えがちです。「テロが起こったのは悪い奴がいたからだ。全部その悪い奴のせいだ。その悪い奴が死ねば万事解決する。」

普段スーパーの店員とはポリティカルな話をするわけではないので、彼らと話す時は思考レベルをあわせないといけないということをつい忘れてしまっていました。

日本にいると、アメリカの単純すぎる善悪論、オサマ・ビンラディンやタリバンを一方的に悪者にする姿勢に生理的な嫌悪感を感じます。
ただ、アメリカでも知的な層はそういう単純な考えに載せられているわけではありません。
世の中が多面的であることを把握しています。

一方、この国の大部分を占める低所得者層は単純な論理に弱く、また指導者層はそういう単純な論理を打ち出すのがうまいというのが事実でしょう。

日本の場合、国民は政府やマスコミ、大企業の発表を鵜呑みにせずそれを疑ってかかるだけの知恵があります。

政府やマスコミの発表を全否定して、その代わりに怪しげなうわさ話や民間情報の方を盲信する点は滑稽だと思いますが、少なくとも国の発表を鵜呑みにせず懐疑の目で見る傾向はアメリカよりはかなり強いと感じます。

これは、国民の平均的な知的レベルがやはり高いからなのか、それとも単に政府やマスコミの言うことは何でも反発するだけで、実は判断力が全くないのか、私にはまだ判断はつきません。

ただ、世界が多面的であることを当たり前と思っている私にとって、あのスーパーの店員の単純さはちょっとした驚きであり、それが微笑ましくも感じ、同時に空恐ろしくも感じたのが、今年5月1日のことでした。



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2011年9月11日日曜日

9-11 10年目に寄せて

(下記の内容は Google+ にポストしたものを再編集しました)

10年前の今日、イベントを開催するためボストンのオフィスに居た。朝、オフィスに行くといつも軽食をとるために人が集まってくるはずのマイクロキッチンにほとんど人が居ない。

一人だけ上司のディレクターが居た。ディレクターに挨拶をすると、彼はいつものように淡々と話をした。「今日のイベントは中止かもしれないな。ニューヨークのビルにジェット機が突っ込んでね。」
あまりに淡々と話すので映画の話でもしているのかと思った。
(後で、上司のマネージャーが「彼(ディレクター)は年寄りだから、もう何を見聞きしても驚かないんだよ」と言っていた。)

他の同僚たちはキューブ(部屋)に閉じこもってネットでニュースを見ている。ああ、もしかして飛行機が突っ込んだというのは本当の話なのかな、と思って自分もネットでニュースを見ようとした時、皆がざわつき始めた。
二機目がワールドトレードセンターに突っ込んだのだ。ニュースでそれをリアルタイムで見ていた同僚たちはさすがにショックを受けているようだった。
なにせ、その飛行機はこのボストンのローガン空港から飛び立ったものだったからだ。
(私も本来はその3日後にローガン空港からサンフランシスコ行きのフライトに乗る予定になっていた。)
オフィスの中の一人もワールドトレードセンターに突っ込んだ飛行機に乗っており彼の死亡もそのうち伝えられた。

その後、ワールドトレードセンターが崩壊し全米の上空を飛行することが禁じられた。
日本からイベントに来るはずだった顧客の消息もつかめない。ちょうとその頃太平洋上を飛んでいたはずなのだが。(後にアンカレッジに緊急着陸していたと分かった)

イベントは当然中止となったが、フライトは全米で全て止められたので、我々は日本に戻ることはおろか、本社のあるサンフランシスコに行くこともできなくなった。

その日、オフィスでは誰もがキューブに閉じこもり、食い入るようにネットでニュースを見ていた。
いつの間にか死んだ同僚の席には花が添えられていた。
肝が座っているのか、ディレクターの上司だけは相変わらず淡々としていた。

当面ローガン空港は閉鎖される模様だったので、私は一週間程はボストンにいることを覚悟した。
当時は様々な噂が飛び交っており、ローガン空港は閉鎖だが、近所の小さな空港が再開したという噂があって、同僚の一人はサンフランシスコに戻るためにその地方空港に向かった。
(結局、空港は閉鎖されており、その後その同僚は車で陸路サンフランシスコに向かった。)

翌日だったか、オフィス内で大勢が黒服を着てきていた。死んだ同僚の葬式を行ったのだ。
ユダヤ人の喪装というのを初めて見て少し驚いた。

どんな服装だったかは覚えていない。確か帽子をかぶって意外とカジュアルな装いに見えた気がする。
「どうしてそんないつもと違う格好をしているのか」と聞いたら
「今日は◯◯の葬式だから。この服装は俺はユダヤ人だから。」
と彼も少し気まずそうに答えたことは不思議と覚えているのだが。

しばらく仕事をする雰囲気でもなく、本社のあるサンフランシスコにすら帰れないので、既にボストン入りしていた顧客と観光をすることにした。

ボストンは独立戦争当時の名残を多く留める土地柄で、愛国心の強いことでも有名だ。
観光名所を巡る最中、星条旗をそこかしこで見かけた。会社近くのショッピングセンターにも大きな星条旗が掲揚されていた。
ピックアップトラックに非常に大きな星条旗をはためかせて走っているのもよくみかけたが、さすがに写真をとるのは憚られてた。

私たちはそれほど何も感じなかったが、サンフランシスコに残った同僚たちからは市内ではアジア人というだけで韓国人が白人から殴られたという噂も聞こえてきた。
テロの犯人の根拠地はアラブ人、だからアラブ人を含むアジア人全部がアメリカの敵だという酷い思い込みをしている人は少なからずいたようだ。
我々東アジア人から見れば中東の人間はアジアよりヨーロッパに近いとさえ思えるのだが。

それでも、東アジア人はまだましでインド出身のシク教徒は当時よく襲われたようだ。シク教徒はアラブ人とはターバンの形がぜんぜん違うのだが、そんなことも分からない層のアメリカ人には適当な怒りのはけ口だったのだろう。

アメリカの狭量と自分たちが異邦人である心細さをうっすらと感じたのを覚えている。




一週間程たち、国内線が再開するというので私はボストンからサンフランシスコ行きの航空券を取った。
会社からは即時帰国命令が出ていたが、そもそも国際線は再開していないし、日本への直行便がないボストンに居るよりは直行便もあり、本社もあるサンフランシスコに居た方が便利がよさそうだと考えたからだ。

ローガン空港についたが、ワールドトレードセンターに突っ込んだ飛行機が飛び立った空だけあって、セキュリティは異常に厳しくなっていた。
security advisory からのアナウンスが執拗に空港内に流れ、ボディチェックは執拗を極めた。搭乗口にたどりつくまで4回ほどチェックがあったように思う。

あるチェックポイントで私の局部あたりに金属反応がした。すると、男性のセキュリティは一瞬間を置き、そして覚悟を決めたような顔で「Excuse me」と一言いってから、私の玉を掴んだ。
突然でびっくりしたが掴んだ彼もどことなく嫌そうではあった。
国内線のセキュリティなどほとんど何もなかったかつてのローガン空港とは全く違っていた。

搭乗口につくと、ちょうど飛行機が到着して、乗客が降りてきたところだった。どうやらローガン空港再開最初の飛行機だったようだ。
乗客が降りてくると、周囲にいた人は皆拍手で迎えた。
乗客たちの顔はみな紅潮しているように見え、中には泣き出す人も居た。
やがて機長が降りてくると、より一層大きな拍手で迎えられた。
大きな声で泣き出す人もおり、そこかしこで皆抱き合っていた。
感動的な場面だと思うと同時に、そこまで感激できない自分は、やはりこの国では異邦人であるのをし感じていた。

サンフランシスコに帰ってくると、沈鬱なボストンよりは明るい雰囲気なのを少し意外に思った。カリフォルニアの気候のせいだけではないと思う。
ただ、Work From Home (自宅勤務)に切り替えている人は多かったようだ。

その日のうちだったか、翌日だったか国際線のチケットがとれた。会社指定の航空会社ではなかったが、今回はどんなフライト、高い航空券でもいいからとにかく一刻も早く自分の母国に帰るようにという指令が全社的に出ていた。

当時、家族と別にすぐに会いたいともなんとも思ってなかった私には少しこそばゆく感じるほどの指令だった。緊急事態になればなるほど家族と一緒にいることを重視する米国の文化を感じた。

翌日私はサンフランシスコ空港に向かい、日本行きの飛行機に搭乗した。
(上記の玉を掴まれたエピソードはもしかするとこの時のことだったかもしれない)

一ヶ月後、再び出張でサンフランシスコに来た私は、あの車で陸路ボストンから帰ってきた同僚にも再会した。
通常は一週間程かかる行程なのだが、彼は3日間ほど殆ど寝ずに運転してサンフランシスコまで帰ってきたらしい。
その彼に感想を聞いたら、こんな答えが帰ってきた。

I realized USA is really a great country..... 

呆れきったように言う彼の口調に皆、笑い転げた。
ちなみに彼はフランス人。
皆が笑い転げたのは、彼の口調が面白かったのもあるが、9・11後の米国内での凄まじい反応に今ひとつ馴染めない思いを共有してたのもあるのかもしれない。

あれから、10年。

私はなぜか「馴染めない」とどこか思っていた米国に住んでいる。
当時、家族をなんとも思わなかった私だが、あれから二回の離婚と結婚をして、今は当時とは別の国籍の嫁が居て、子供まで一緒にいる。
他人から見れば幸せそうな家庭に見えると思う。

そのフランス人の同僚も、一時フランスに帰っていたものの、今はまた米国に戻ってきて中国系アメリカ人の同僚と結婚してうちの近くに住んでいる。

米国には今一馴染めないと感じていたあの10年まえの気持ちは今でも大して変わっていないが、米国に移りすむ人間は皆多かれ少なかれそういう感情をもつものなのかもしれない。

9・11から今日で10年。
いろんな意味で感慨深い。




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2011年9月8日木曜日

Windows XP の丘

複葉機の搭乗を終えて次にいよいよ Windows XP の丘に向かいます。

Windows XP の丘についてはこちらの記事で知りました。

私はどちらかと Windows は好きではないですが、あの XP のデフォルトの壁紙(通称 Bliss)は美しいと思いますし、やはり Geeks の端くれとして、こういうのは現地に一度行きたくなります。

場所は Sonoma から Napa に向かう121/12号線沿のここ
Google Maps で場所を確かめながら探しますが、目印が何もないので意外と迷います。
何度かいったり来たりした後、ついにその地点を発見しました。
近くに車を停める場所もないので、車を止めて数十メートル歩きます。

そして撮影したのがこの写真です。

ついでに起動音もどうぞw Microsoft Windows XP Startup Sound

撮影された15年前は草原だったのが今はワイン畑になって様子は変わりましたが、丘の形自体はそのままですね。
ただ、こうやって写真を見比べると、私達が撮影したのはまだ十メートルずれていたようです。
(もう少し右手のほうが bliss の撮影場所のようですね。)

この撮影場所を Google Street View で見るとこんな感じです。


Street View で疑似体験してみたい方はこちらをどうぞ。

Windows XP の丘を見た後は、Eさんの土産物を買いがてら、近くのワイナリに入ってみました。



スタッフと談笑しながらいろんなワインを試します。


Eさんは日本からのお客さんだったんですが、私よりも英語ができるくらいの人なので全然使わなくて済むのが本当に楽です。

私と日本語で話をしていても、美佳やスタッフが入るとガラっと英語モードに変えられるのがいいです。

しかも、英語でも冗談を飛ばせるのがいいですね。
ここのワイナリはデザートワインが非常によかったのですが、

Eさん「女の子を酔わすにはとても良い」
私「うん、これなら女の子も喜んで酔ってくれる」
スタッフ「じゃあ、奥さん(美佳のこと)、今晩はあなたが酔わされるわね」
一同笑

全員が英語ができないと、こういう楽しい談笑はできないですね。

車の運転があるのに飲むのも気が引けたのですが、こういう自然の中で飲むと不思議と悪いようには酔わないですね。
本当に楽しいお酒でした。

また、日本ではなかなかないのですが、こちらでは子供に皆本当に気を使ってくれます。

ワインを紹介してくれたスタッフもそうなんですが、ワイナリ近辺をふらふら歩いているおじさんが特に尼羅のことを気に入ってくれたらしく、しきりに機嫌をとってくれます。

面白いおじさんだなあ、と思っていたら後で分かったのですが、このワイナリのオーナーだったようですw

お土産にはEさんが二本、うちが一本のワインを買いました。


ワインを買った後は Sonoma のダウンタウンへ。
雰囲気のよさそうなワインバー、Sunflower Caffe に入り、またワインと軽食を食べました。




このワインバー、中庭は木をふんだんに使ったとても素敵な雰囲気なのですが、こういうところで話のあう人とゆっくり飲むのもいいものですね〜。

私の同僚は頭がよい人が多くそれはそれで楽しいのですが、やはり理系が圧倒的多数なのでやはりどうしてもサイエンスの話にばかりなります。

このEさんはたまたまですが、私と同じ学部卒の文系で年次も近く arts の話題も豊富です。久々に知的な話をご馳走になった気分です。



この Cafe の真ん前には写真のような緑の美しい公園があり、尼羅が走りまわって遊んでました。
映画にも出てきそうなこういう綺麗な公園がそこら中にあるのが米国のいいところですね。



帰りはまた写真のような素晴らしい景色の道を走り、霧のサンフランシスコを抜けてきました。


複葉機を初体験するし、Windows XP の丘は見たし、ワインも堪能したし、久々に文系の知的な会話もしたし、本当に充実した一日でした。




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