2011年9月15日木曜日

オサマ・ビンラディン死亡のニュース

9-11から10年の今年、非常に大きなことがありました。

私はその日、家族とスーパーで買い物をしていました。
米国で店員は結構気さくに客にはなしかけてきます。
どんなに忙しくても二言三言くらいは挨拶したり、簡単な話をしたりするのが普通です。

しかし、この日のスーパーのレジ係りは、かなり長々と前の客と話をしています。
別に興味もなかったのですが、途中でその理由が分かりました。
オサマ・ビンラディンが米軍特殊部隊によって殺されたと報道されたからでした。

私にも興奮したように「とうとうオサマ・ビンラディンが殺された。死亡は確認されてる。やった。」と、話す店員に私は半ば呆れたように相槌を売っていました。
彼女のおしゃべるのせいで、自分の番になるまで、かなり待たされたのでその苛立ちも多少ありましたが、そもそもオサマ・ビンラディンが死ぬことにそれほどの意義を見いだせないからでした。

私が冷淡にしているのが物足りなかったのか、彼女は私にこう聞きました。
「これって米国にとっていいことじゃないの?」
これは予想してなかった質問なので、つい本音で答えてしまいました。
「それは分からないよ」

言ってしまって多少まずいとは思いましたが、明らかに彼女は不機嫌そうな顔になり、その後一言も口を聞きませんでした。

誰しもご存知だと思いますが、アメリカは日本以上に階層社会で所得レベルも知的レベルもかなりのばらつきがあります。
また物の考え方にも当然相当な違いがあります。

私や私の同僚たちは物事が多面的で単純ではないことを理解しています。
9.11テロの首謀者が本当にオサマ・ビンラディンかどうかは分かり得ないですし、仮に彼が首謀者だとしても、彼が死んだからといって何もかも万事解決するわけではありません。

アラブを中心とした民衆のアメリカへの根強い反感は変わらないでしょうし、オサマ・ビンラディンが死ねば、むしろそれが強まる恐れさえあります。
アフガニスタンへの派兵は続きますし、それによって引き起こされてる様々な問題はほとんど変わりません。

象徴的な出来事かもしれませんが、現実どこまで影響があるのか、それもポジティブな影響かネガティブな影響かすら予想がつきません。
だから、この翌日会社で同僚と話した時も、同僚たちは一様に冷静に受け止めていました。
しかし、それは彼らが知的レベルが高いからです。

スーパーの店員をやっているような人は、やはり知的レベルが低く、物事を単純に考えがちです。「テロが起こったのは悪い奴がいたからだ。全部その悪い奴のせいだ。その悪い奴が死ねば万事解決する。」

普段スーパーの店員とはポリティカルな話をするわけではないので、彼らと話す時は思考レベルをあわせないといけないということをつい忘れてしまっていました。

日本にいると、アメリカの単純すぎる善悪論、オサマ・ビンラディンやタリバンを一方的に悪者にする姿勢に生理的な嫌悪感を感じます。
ただ、アメリカでも知的な層はそういう単純な考えに載せられているわけではありません。
世の中が多面的であることを把握しています。

一方、この国の大部分を占める低所得者層は単純な論理に弱く、また指導者層はそういう単純な論理を打ち出すのがうまいというのが事実でしょう。

日本の場合、国民は政府やマスコミ、大企業の発表を鵜呑みにせずそれを疑ってかかるだけの知恵があります。

政府やマスコミの発表を全否定して、その代わりに怪しげなうわさ話や民間情報の方を盲信する点は滑稽だと思いますが、少なくとも国の発表を鵜呑みにせず懐疑の目で見る傾向はアメリカよりはかなり強いと感じます。

これは、国民の平均的な知的レベルがやはり高いからなのか、それとも単に政府やマスコミの言うことは何でも反発するだけで、実は判断力が全くないのか、私にはまだ判断はつきません。

ただ、世界が多面的であることを当たり前と思っている私にとって、あのスーパーの店員の単純さはちょっとした驚きであり、それが微笑ましくも感じ、同時に空恐ろしくも感じたのが、今年5月1日のことでした。



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