2009年10月31日土曜日

竜の玉が天に帰る伝説 [10月 訪タイ記 XVI]


先週、タイ大使館に行った際、ちょっとびっくりすることがありました。
パスポート作成コーナー脇のゴミを清掃していた男女二人がタガログ語を話してたのです。
最初、あれっと思って耳をすませていると、
とても聞きなれたあの甘ったるい発音で
おお、シェンプレー」「糸 出刃ぁ?
と聞こえてきます。
かんっぺきタガログ語ですね。

この二人、パスポート作成コーナーの中の職員(知る人ぞ知る重鎮の女性です)とも
ガラス越しににこやかに挨拶してましたし
部外者ってことはまずなさそうですが、タイ大使館って、フィリピン人も雇用してるんですね。
ま、コミュニケーションさえとれて身元保証があるなら何人でもかまわないんでしょうが。
なんだか面白いですね。



昨日、セルフ式のガソリンスタンドで給油していてふと気がつきました。
日本のガソリンスタンドって、なぜかノズルのストッパーがないですよね?
US の Gas Station だとごく普通にあるんですが。
あれがないと給油中、結構手持ち無沙汰です。
US なら、両手フリーなんで、車拭いたり、携帯でSMS送ったりできるんですが。

前からの疑問だったんですが、昨日は思い切って店員を捕まえて聞いてみました。
すると、

日本では法令でセルフ式ではストッパーを備え付けてはいけないんですよ~。

なるほど。
ただ、そんなの安全にほとんど関係ない気がするんですけどね。
ユーザビリティは全く勘案せずに、無駄な安全対策を行うのはやっぱり日本の得意技なんですね~。

ちなみに、タイやフィリピン、他の国ではどうなんでしょうね。
ストッパー、ないんでしょうか。

ま、そんな無駄話はさておき、高僧たちに捧げる訪タイ記、第16回です。









私と美佳は Naga Fireball Festival というイベントに参加するために
ノンカイまでやってきたわけですが、ここで Naga Fireball Festival とは何か、
ここで説明してみたいと思います。





私が初めてそれを知ったのは美佳と結婚直後のバンコク滞在時だったと記憶しています。
(過去のブログで書いたつもりでしたが、今検索しても、ヒットしません)


MBKの中のとある中華レストランに入った時のことです。
英語がかなりうまいウェイターと仲良くなりました。

私たちが結婚したばかりだと知った彼は、新婚旅行の行き先として
彼の出身地、ノンカイを勧めました。

実は、私の地元、ノンカイには伝説的な現象がおきるんです。

毎年、オークパンサーの満月の夜になると、
 メコン川の水面から竜の火玉(Fireball)が浮かび上がり、天に帰っていくのです。

いろいろな色に変化しながら上空へあがっていき、やがて見えなくなります。

場所によって違いますが、無数の Fireball を見ることができます。

誰もその正体を知りません。誰かのいたずらでもありません。ただ、必ず毎年あるんです。

タイ国内から大勢の人が見に集まります。それは神秘的ですばらしいものです。是非行くことをお勧めします。




火の玉が、それも無数に川面に現れ、天に向かって帰っていくなど、科学的におかしいですが
彼は理知的な人間に見えますし嘘を言っているようにも思えません。
ともかく、大きなイベントのようですし、一度は直に目でみたいと思っていたのでした。

その後、ネット等で調べてみて、これが Naga Fireball Festival ( Phenomenon )
タイ語では บั้งไฟพญานาค ( bangfai payanak ) と呼ばれるものだとわかりました。
(Naga とは、インド神話に出てくる蛇の神様です。いわゆる竜と言ってもいいでしょう。)

陰暦11月の満月の夜、オークパンサーの日に必ず起こるのだそうです。
場所は、正確にはノンカイではなく、そこから数十キロ離れた Phong Pisai 村で一番よく観察されるのだと分かりました。
ともかく、この Fireball の前一週間ほどかけて、ノンカイでは電飾船や花火を中心とした
かなり大掛かりなお祭りが行われることもわかりました。

ただ、これなぜか日本語の情報はありません。
英語でもそれほど情報が出ているわけではありません。

無数の火の玉が川から湧き出て天に昇るなんて、劇的だと思うのですが
どうやら外国人にはほとんど知られていない現象(イベント)のようです。

YouTube を探しても、この Fireball をうまく捕らえたものはほとんどありません。
例外は、この Fireball を題材にした映画 Mekhong Full Moon Party ( 原題 ๑๕ ค่ำเดือน ๑๑ ) くらいでしょうか。











(3分40秒あたりから天に昇るFireball が無数に見えます。)

ただ、この映画に映っているのは本物の Fireball なのかどうか怪しい気もします。

なお、Naga Fireball には歌もできているらしく、それがこれです。
英語版なので意味はわかりますが、ちょっと怪しげな歌です。笑
逆にそこが手垢のついてなさが漂ってていいんですが。笑


私が探し出せた唯一の日本語情報はこれです。
メコン川を「コーン川」というなど、タイ語を日本語に直訳した感がバリバリで
かなり怪しいですが、日本語情報としては貴重です。


ネットで調べてみると、オークパンサーの日、仏陀が天から地上に帰る目印として
Fireball がメコン川から浮かび上がるとも書いています。
必ずオークパンサーの日に起こるなど、人為的なものに違いないとは思いますが、
どこを探してもその理由は書いていません。

2002年にタイのテレビ局が原因を「ラオス川から兵士が発射する曳航弾がその正体だ」と結論付けましたが、
信仰心の篤いラオス住民の猛烈な抗議にあい、その番組は中止に追い込まれたそうです。
そもそも、Fireball の軌跡は、曳航弾とは違うようですし、結局のところ、正体は不明です。

もっとも上の映画の最後の方のシーン、何人ものタイ人が上昇する Fireball に向かって
手を合わせ深々とお辞儀するさまを見ていると、
Fireball の正体について詮索するのは野暮にも思えてきます。

ま、Fireball の正体はさておき、外国人の手垢のついていないローカルイベントがあることは確かなわけです。
YouTube でみると、電飾船はかなり派手ですし、ショーもあるらしく、これはこれで面白そうです。




さらに、外国人に知られてない割には50万人の人出があるそうです。
ローカル色がぷんぷん漂う伝説のイベントという雰囲気を感じます。




そこで、美佳と私は、その Fireball を見ようとノンカイまでやってきたわけです。
到着した日は Fireball の前日、前夜祭はまさにピークとなっている日でした。

(続く)







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